2011年5月16日月曜日

宗教の勧誘

我が家には毎月一回熱心な宗教勧誘のお誘いが来る。
実は私もそれを心待ちにしているところが無きにしもあらず、というところなのだ。w
まあ、アメリカも例に漏れず無数の宗教団体がありますから、この手の勧誘に出会うチャンスは家に住んでいる限り誰にでも訪れるわけです。我が家も引越し当初はいろんな宗教団体が入れ替わり立ち代わり訪れていたのですが、今ではすっかりその人達も勧誘をしに来て呉れなくなくなってしまい、たった一つ残った元気な宗教団体がその人達だ。最初の頃は嫁さんが玄関に出て「ノー・イングリッシュ、ノー・イングリッシュ」と連呼することで殆どが「AWWww」と言う感じの反応を示し退散していたのですが、この宗教団体は(敢えて名前は伏せますが、推測できる方には容易かと、、、。)NYにヘッドクオーターを持ち、400もの言語でその啓蒙冊子を配っているという恐ろしいパワーを持っております。なので、最初に来たときに「日本語」が話せることを「探知」して以来、(笑)親切にも日本語バージョンの彼らの啓蒙冊子を持ってくれるのです。まあ、彼らが来たときに誰かが家に居れば彼らもラッキーなのですが大概は家に人が居ないか、居ても「ノー・イングリッシュ」オバチャンしか居ないので、彼らには残念な事となります。しかし、彼らも勧誘のプロです。週末を狙って来て、極「稀に」私がパンツ一丁でコンピューターの前に座っている時とか、車の整備で車の車体の下に潜り込んでいるときに限って「幸運にも」私に会うことがあり、一時間ほどのお話をするのです。
まあ、何でそんなに長い間?と思われるかもしれませんが、彼らには悪いのですがこれは私の暇つぶし。忙しくない限りは、普段余り使わない分野「宗教や哲学関連」での英語の練習相手にと彼らには付き合ってもらっているのです。(無論、彼らはそんな事知る由もありませんが。w)
何故神が必要なのか、政治との接点は、等という極普通のことから始まり、質問は逆に私の方から彼らの宗教観の変遷や個人のバックグラウンド・スクリーニング等と逆にどっちが勧誘に来とるんか判らんというところまで話が進みます。もう、研究者という生き物が(屁)理屈で相手をコーナーの隅に追い込んでサンドバッグ状態にするのが大好きだということを「全然」解ってない。w
大体一時間くらいこの手の話は続いて、彼らも立ちっぱなしが疲れた頃になって段々とそわそわしてくるのが判りますので、キャッチアンドリリースのタイミングを間違わないように、そして、彼らの次の勧誘を妨げないためにも握手をして別れるのでした。まあ、自分の学生達が持ってくる実験データでさえ、三回は立て続けに同じものを持ってこないと信じないような人に、見たこともない神や仏を信じさせるのはもう少し頑張ってもらわないといけません。目の前で石ころを私の好きなシュークリームかカスタードプリンに変えてくれて、尚且つそれが美味しかったら信じるかもしれません。(笑)既に彼らも、勧誘に来始めて4年ほどは経っている筈なんですが、一向に勧誘が進展しないことに(しかし私の英語は進展している!)困っているのかもしれません。
昔、大学時代に私が麻雀をやっている所へやって来た、麻雀のルールを知らない左翼の兄ちゃんを「君の話を聞こう!日本の危機と陰謀についての君の話を聞きたいからまあ取り敢えずここに座ろう!!」と言ってケツのケバまで抜いてスッカラカンにして、二時間後には意気消沈した彼がフラフラと部屋を出て行ったのを思い出しましたが、そんな面倒くさい人に神を信じさせるのはビン・ラディンにブッシュ大統領とバハマのリゾートビーチでハートマークにLOVEと書いてあるストローを使って、二人に一本のコップからトロピカルジュースを飲ませるくらい難しいのです。
それにしても、たまには、日本の新聞勧誘員のように、マグカップとかキッチンタオルとか洗剤とか、日常生活に役立つものを持ってきてくれんかな~というのが私の小さな、そして隠されたお願いです。(笑)
ガンバレ私の宗教勧誘員!
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2 件のコメント:

yamao さんのコメント...

ランキングから、フラッと遊びに来たのですが、記事があんまりおもしろかったので、
コメント残させていただきます。

あー ほんとにおもしろかったです。
文章が好きです。
他のもいっぱい読ませていただきました。

small G さんのコメント...

お褒め?の言葉ありがとうございます。
こんなヘンテコリンな日常を過ごしている日本人もいるのだということだけでも知っていただければ幸いです。