2011年1月15日土曜日

アリゾナの大量銃撃事件

アリゾナでギフォード下院議員以下多くの人間を銃撃した事件の余波が、アメリカでは大きな影響を及ぼし始めたように思います。(何とご主人は宇宙飛行士!)
頭のおかしい過激な右翼の男が言論封殺の行動をとったことに対する反動があらゆるメディアをして「反暴力」の流れへ意見表明の場へと変えてしまった。特に、前回の中間選挙前後から続く反オバマ、反民主党のうねりを作ってきたティーパーティー・グループやサラ・ペイリン等(民主党員からは殆どショットガンが人間化した感じに思われている)への激しい反動が出ています。(おまけにペイリンはこの件へのコメントでさらなるヘマをやらかしている。)特に、最近は国民皆保険の流れに反対する共和党を中心とした右寄りの行動は留まる所を知らず、この案に対しては働かない者達に対しても何故我々が金を使って助けてやらなければならないのかという、「本音」が特にこの「なかなか離脱の様相を見せない不景気」と相俟って大勢を占めてきていました。
元来、基本的にアメリカは成功も失敗も自己責任の結果であるという論理を非常に尊ぶ国ですから、社会主義的な福祉政策に対しては元来、共和党側を中心にアラジックな反応を示すことが多かったのですが、あの超右寄りのFOXニュースでさえ、この件に関しては反暴力を表明せざるを得ませんでした。
この事件に前後して明らかにされたのは、ギフォード下院議員が不法移民の流入に対する対処に関して頻回に脅迫を受けていたということです。(アリゾナがメキシコとのボーダーにあるだけにこの問題はアリゾナの問題としてホットなのですがそこに留まらず、全米共通の問題の最前線として注目されている地域なのです。ラジオではこのアリゾナイ・移民法の件に関してコメントやニュースが流れない週はありません。)
この事件で本当に試されたのはオバマ大統領の危機管理能力直ちに適切なコメントを発表し、犠牲者を悼むとともに、その憤りを示しました。コメントを出せない、出す能力もないサラ・ペイリンにアメリカという超大国の危機管理能力等「かけら」もないことが今回の件で炙り出されたのは不幸中の幸いでした。

それにつけても、どこぞの国のバカ大将との違いは月とスッポン、、、。
彼我の差を見るにつけ情けないと感じるのは私だけか。


演説を聞いて感動してしまいました。

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