2010年11月20日土曜日

浮き足立つアメリカ

といっても、別に米国で何か悪い事が起きたりしているわけではなくて、単にThanks Givingが近付いているために、皆さん今週から既にお休みモードをとっている人達が沢山居るということです。
学生さん達はさすがに色々とテストがあって今それどころでは無いというのが多いのですが、それでも、もう来週の旅行や親戚の訪問の話などをしてくれる学生たちが沢山居ます。
休日になるといつも思うのですが、残念ながら我が家にはアメリカ国内に親戚というものが一人も居ないので、そういう感じで訪れることのできるファミリーが居ません。おじいちゃんお婆ちゃんなども皆日本国内に居るので、そういう意味では子供達はちょっと可哀想ですね。
本来ならばお爺ちゃんお婆ちゃんとの触れ合いや、親戚との付き合いもあってしかるべきところなのですが、日本にたまに帰ったときに大急ぎで親戚一同に挨拶を済ませることぐらいしか出来ないというのが実情です。例え三週間の最大の休暇をとって帰ったとしても、親戚の数が多い分、一つの親戚辺りに割ける訪問時間や滞在時間は自然と減ってしまいます。
この辺の事情はアメリカに初めてやってきた日本人家族(別に日本人でなくても自国外
で暮らす全ての外国人)にとっては共通の事情でしょう。日本に一度帰ると我が家のような大人五名様価格だと、東海岸からだと航空券だけで(時期を選んでも)直ぐに5千ドルクラスになります。国内の接続航空運賃も入ってきますので。それに加えて国内での追加の移動や生活費などを合わせると、、、。もうやめます。(笑)ですから、私のような貧乏研究者は容易には家族全員をいちどきに帰国させることは出来ないのです。

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