2010年8月31日火曜日

イラクでの戦闘終了

今日は早くも8月最後の日。あっと言う間の8月でした。
車に乗ってラジオを聴いていると、オバマ大統領によるイラクでの戦闘の終結宣言が放送されていた。いわゆる形式上の終戦宣言という奴だろうか?しかし、こちらでの実感的には終結とはかけ離れたもので、なくなった4400人のアメリカ人と10万ほどとも言われるイラク人死者を含め、これからも政権にとってはコントロールしなければならない課題が山積といったところだろうか。権限委譲によるイラクの自治の準備が整ったというのが大義のようだが、実際にはアメリカ国内に経済的な課題山積で、それどころではないんですというのが本当のところではないかな。アメリカ国内の経済指標もしきりに二番底の話で持ちきりで、いろいろな経済指標があれは上がったこれは下がったとと、いい加減な経済評論家達の格好の餌として四方八方から啄まれています。結局のところメディアの中では、誰も確固たる論拠を持った先行きの正確に予測ができない状況である事実には何の変化もないようです。一番正しい予測をして動きまわってるのは目端の利く投資家達なのでしょうが、そんな人達は自分の成功に忙しくて表には出てきませんし、、、。
これからはアフガンの統治に全力投球をしていくとのことなのだが、本当にあの気違いタリバンとの戦闘が成功裏に終わるのだろうか。これ以上の戦死者の増加は誰も望んでいないのは確かなのだが、あの地域からとてつもないテロの発生源がアメリカに流れこんでくるのも困るし、、、。大統領になるというのは本当に神経がどんなに太くても並の人間では全く務まらんと思う今日この頃です。オバマのような目利きよりも、ブッシュのように脳天気な人のほうが、周りのスタッフさえ優秀なら「楽」には務まるよなと想像したりして。

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