2009年9月15日火曜日

H-IIB ロケット打ち上げ

ちょっと遅くなってしまいましたが、先日のH-IIBロケット打ち上げについてコメントを残しておこうと思います。
予算が本当にぎりぎりの状況で今回のロケット打ち上げは素晴らしく美しい成功を収めたわけですが、自動化された衛星補給システムとして宇宙ステーションに接近した後アームでドッキングまで持ちこまれその荷物を送り届けるのだとか。
スペースシャトルの廃止後は結局、世界各国が協調して宇宙での作業を継続するわけで、紛れもなく日本が大切な役割の一端を担うことになる事になるかと思うと、ペンシルロケットで実験をしていた時代からすると「思えば遠くへ来たもんだ」というところです。
失敗を徹底的に解析して間違いなくここまで成功させた関係者の方々の弛まざる努力と情熱に熱いものを感じます。
こういうことにこそお金はかけないといけないと私は思います。
ロケット開発は結局のところ直接使ったお金だけでなく、その波及効果としての各種技術の底上げと、人材の育成を可能にするわけで、人だけが資源である日本にはその他の選択の余地は残っていないのではないでしょうかね。
技術というのは世代間の引継ぎが行われないとどういうことが起きるかというのは、今のアメリカの艦船製造技術の低下が囁かれて言るように、その技術に長けた優秀な人間がその分野に集まらなくなって一世代経った頃に現れてくる感じなんでしょう。
目先の損得勘定だけで大きく道を誤ったYS-11の二の轍を踏まないことを祈るばかりです。

何はともあれ、JAXAとMHIの皆さん本当にお疲れ様でした。

民主党がこの仕事に愚かな横槍を入れないように心の底から念じます。

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