2009年9月28日月曜日

生活保護制度の矛盾

日本のニュースを見ていると「母子加算手当ての支給が10月には間に合わない」と長妻さんが言っているとの事ですが、それに対して何故、新聞各社がマッチポンプのようなブーイングをあげるのでしょうか?
こんなことが書類手続き上も間に合わないことは行政に携わる人間であれば事前に誰でもわかっていたことではなかろうかというのが正直なところです。
これで更におかしいなと思うのは一体何の為にそんなに急かすのかと言う事、その上でこの加算が復活して来たというだけでも「受給者にとっては」良いことなのだと思えるのですが、そんなに声を大にして新聞社が非難しなければならないことですかね。
ロハで金を貰う人間の側が一体いつの時代から主導権を握って文句を垂れる社会になったのでしょうね。

私には一言「卑しい」という言葉しか浮かびません。

これはお上の言う事にただ従えばよいという時代云々とは全く次元の違う話で、税金の中から捻出されるこの手の給付金に対する国民的議論というのが全くなされていないと思えるのが一つ。生活保護についても然り、私はいつもこう思っています。

「本当に援助の必要な人に援助はまわらず、そうでない者は声を大にして援助の金をせびる」


この手の問題は何処の国にもあるようですが、多くの人がもっとも不満を述べているのは歴史的に証言の多い不正受給者の存在だと思われます。
働いている人間よりも家でジッとしている人間、パチンコにうつつを抜かす人間のほうが現金受給額が多いなんていうのはどう考えてもおかしな話で、実際にその手の人間が存在しているのを職業柄日本では良く見ることがありました。
まずはこういう不正受給者を徹底的に調べ上げ、「排除」することこそが本当に必要とする人たちを助ける第一歩だと思います。
私が日本で臨床の医師をしているときにも、バスの運転手で、長く居たほうが保険金が沢山下りて助かるからといって盲腸のオペの後、四週間居座ろうとした輩が居たのでキッパリと断って退院させたことがあります。無論、何の術後の後遺症もありませんでした。もう20年ほど前の話です。(ちなみにこちらでは盲腸の切除は当日退院、自宅療養。)

いや、本当に医者してるときは生活保護がらみの嫌な話は多かったです。
昼間から酒の匂いぶんぶんさせてる働く気の全く無いおっさんとか、何処から見てもチンピラの風体で指が少々足りない以外は五体満足という輩とか、それについてきてるスエット着た情婦っぽいだらしの無さ全開の女とか、、、(笑)。あんたら誰?というの多すぎ。
その一方では、病気で稼ぐ為の収入源を断たれてしまい、途方にくれているような人も居るのに細腕の奥さん一人しか実質頼れない、けれども必死に働く奥さんがギリギリに生活を切り詰め、誇りを持って生活保護をはねつけるために、保護や補助を受ける事は出来ない、というような事例もありました。こんな人たちは体を壊す前に行政が助けてあげないといけない最たる人達だと思ったんですが。
それに身体障害者や精神障害者で自立の困難な人たちが施設に入っている間に支給される行政からの援助金を当てにして本人にも知らせずに使い込む心根の腐った親族達。

日本は寄生虫が増えていってそのうちその大木も立ち枯れになるんでしょうかね。

社会主義が立ち行かない事は歴史が証明済みなんですけどね。
ガリガリの資本主義も駄目であることは明白でも、努力をしない人間が必死の人間を横目に安穏と生活をする社会がまともなはずがありません。
ご当地の場合は行政の認可を受けたものからそうでないものまで、宗教ベースの援助組織やその他の純粋な寄付により成り立つ貧困層の支援組織がありますが、毎月毎月の「現金の直接支給」等という枠組みは寡聞にして知りません。
本当に命が危ないというレベルの人が家で使う暖房費の間接的支援などはありますが、誰が何に使うかわからない現金を20万、場合によっては30万ももらえる国があるというのが驚きです。
しかも、日本人でなくても良いというのが二重の驚き。
湾岸戦争でも毟られるだけ毟られて感謝の「か」の字も送られ無かった我が国の事ですからこんなのも有りなんですかね。(笑)

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