2009年1月24日土曜日

日本の電気製品

私はマックとウインドウズの双方を仕事でも私用でも使っているのですが、ふと思うのは何だか日本から出てきたPCを使うチャンスというのが少ないなと感じるのです。
ここに住んでいると数年前までのほぼ十年間はDELLが異常に繁殖していく様を見ることが出来ましたし、その横でゲートウェイがゆっくりと枯死していくのも見せられました。苦境に陥っていたHPが今ではそれに代わってデルを脅かしているような気がします。官公庁や大学に勤めていると、政府や教育機関というのがどのような機種を選定しているのかが如実にわかるのですが、デル一辺倒だったものが最近ではHP等と混ざりだしているのを見ると最近のデルの苦闘はこういう競争の裏返しなのかなとも思ってしまいます。実際、宣伝のe-mailでもディスカウントの率が年々高くなっているような気もしますし、、、。
さて、ここで日本のPCの事なのですが個人的には日本のPCで使った経験のあるのは懐かしのNEC-PC9801VM2というマシンのみです。これは大学生になったばかりの頃、大枚叩いて買ったもので、5インチのフロッピーディスク二枚が差し込めるものでした。今の若い世代には信じられないかもしれませんが、これはスタンドアロンのマシンで、ネット接続なし、確かハードディスクも無しだったと思います。では何をしていたかというと、ゲームや物理のシュミレーション、ワープロとして使っていたくらいでした。(笑)日本のメーカーも色々作ってはいたようですが、結局はアメリカ製のウインドウズを走らせるための統一規格マシンを作るただの箱物屋になってしまったというのが実際のところで、敗因はまあ色々あるのでしょうが当時学生ながら「これじゃ未来は無いでしょう」と思っていたことの最大のものに互換性の無さがありました。これがどういうことかというと、たとえば同じ会社から出ているNECの無数のPC98やPC88のシリーズ内でも、少し型番が変わるともう使えない、というようになるもので同じソフトでも今で言うマックかPC、どちらに合ったソフトなのか良くパッケージを見てから買っておかなければならないというようなお粗末なものでした。今では笑い話なのでしょうが、日本のPC製品がハードもソフトも死んでいくのを見ると、値段付けもハードの構成も全て日本を基準にしていった上でのガラパゴス的進化の成れの果てのような気がします。これから十年後にはどれだけの会社が日本という国で売れば利益の上がるPCを作っているのでしょうか。(もう既に利益等無いのかもしれませんが。)
そこそこの性能の小型ネットブックを持ち歩き、ブラウザ経由で日常の仕事のほぼ全てを完結させる時代が去年あたりから始まったような気がします。100ドルPC、ネットブックといったようなものがそのような狭いカテゴリに押し込められることなく大手を振って表に出てきた元年が2008年だったのかもしれません。

追記:今ネットで検索してみると、VM2にはHDがついていたとか、、、。そうだったかな。まあ、そうなんでしょう。それにしても1.2MBの大容量HD!!メモリースティックでも今普通に4GBあるのですが。(笑)隔世とはこのことですね。

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