2009年1月1日木曜日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
昨年、本当にいろいろなイベントが私自身にも、家族にも沢山有りました。私個人としては心臓の弁膜症を発症しそれをこちらの先生に手術してもらった事でしょうか。自分が生きている間に開胸手術で心臓を二時間も止める様な事になるとは夢にも思っていなかったので医師として大変興味深いイベントでした。まあ、ほぼ間違いなく生きて帰るとは思っていましたが、こんなイベントはあんまりそう、何回も無くていいかなと思いますが。(笑)(しかし、他にこのような経験をされる方も沢山居る訳ですが、貴重な経験でした。)病気というのはどんなものであれ、その病気になってみないとその人の「本当の」気持ちなど解らないものです。患者さんの心に寄り添う医師になれる為には今回の出来事も全く無駄でなかったと考えています。
それにしても、2008年にはっきりと総崩れを起こした経済もこの2009年にはどこまで持ち直すのでしょうか。ここアメリカ的にはビッグ3の動向が心理的にも大きな影響を及ぼすと思われます。全体の労働人口の1パーセントが自動車関連とか言う話ですが、オバマ政権も難しい舵取りを任せられそうです。何れにしてももう後戻りは出来ない程エネルギーの問題が大きくなってきました。今この辺りでは一ガロン(3.8L)が1.35-1.45ドル(120円-130円)という所でしょうが、この値段も長続きはしないと考えています。長期的にはまたガロンあたり3-4ドルというのがまず普通になるかと思います。それを避ける為にはどうしても省エネカーのいっそうの普及が望まれる所ですが、ハイブリッドや水素自動車が全くの標準の選択となる時代がここ十年以内に来る事を強く願っています。きっと、私たちの子供達が私たちと同じ年齢に達した頃には「ガロンあたり30マイルを超えれば優秀な低燃費車だったよ」というのがいろいろな意味で笑い話になれば良いと思います。例えば、まずその燃費の悪さを笑い、例えばガソリンで車を走らせていた事を笑える様な時代が、、、。
今年も研究に私生活に沢山の希望を持って家族とともに生きていきたいと思います
。ここに偶々来られた皆さんにも幸多からん一年である事を祈って!

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