2008年12月22日月曜日

日米格差

難しい問題ではなく単純な話を。

アメリカで安くて日本で高いもの。それは沢山有ります。私が常に感じるのはCD、DVDなどは勿論の事、実験試薬などももう「メチャクチャ」値段が違います。例えば最初に挙げたDVD、アメリカで非常に人気のテレビドラマ「LOST」を比べてみると、楽天でチェックしてみた所一番安くて11810円(送料込み)こちらのアマゾンだと($36.99=約3200円)(こちらも送料込み)公平を期して日本のアマゾンでも調べましたが楽天よりも150円ほど安いだけでした。凡そ四倍。こんなのは別にアメリカ発のドラマに限らず、映画でも音楽CDでも同様で「こちらの」常識からすると「誰か間にピンハネ屋でも居るのか?」というくらい価格が違います。まあ、売っている方からすれば「対訳を付けたから」「日本仕様に手直しするのに云々」等と言うのかもしれませんが、私にすれば「誰が買うか、バカ」という一言です。大体、CDの値段が一枚3000円とか、かなりきついジョークと思います。(笑)通常こちらではリアルなCD(ダウンロード販売ではない)が8ドルから12~3ドルで、大物が新盤を出した時でも最大で20ドル台です。それでもこちらの感覚からするともう15ドルを超える様なCDには手を出さないというのが普通で、音楽を聴く周囲の学生などはほぼ皆、ダウンロードか友達から借りてMP3にして終わりのようです。
では科学に関係するいろいろな試薬や機器はどうかというと、留学経験の多い方も今の御時勢、沢山、日本にいますので、アメリカの抗体が平均すると200~250ドル前後だというのは多くの方がご存知かと思います。最近、日本の研究者の方からある事情で抗体を送っていただく機会があったのですが、こちらで230ドルの物が日本で6万円と聞いて血圧が急降下した経験が有ります。(笑)
スーパーコンピュータの納入でも、同じ性能の物を買うのに日本は約二倍以上払っているとか最近C-NET JAPANで読みました。これでは日本がいくら金を稼いでも、追いつく訳が有りません。だって同じ距離を競争するのに二倍以上の重石を背中に背負って走る様な物ですから、もしくは鉄下駄を履かされた短距離選手ですかね。中間マージンをとっている代理店の人間達の下衆な笑いが聞こえてきそうです。20世紀的システムの色濃く残る科学製品、薬品の取引の世界は一刻も早く改善されなければならないと思います。まさか、こんな業者達と結託して私腹を肥やす様な教授連中が居る訳でもあるまいし、何で皆で揃って声を上げないのだろうか。

誰も文句を言わないし改善もしない。日本は本当に金持ちです。

追記:おお、そういえば今日は牛丼と麻婆春雨を作りました。(日本のインスタント品にちょっと手を入れただけ。(笑))

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